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ファイアー日記

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11月13日:サラリーマン生活に追われる

日本のお茶の間でも話題にされるようになったイタリア共和国の経済危機。ついにベルルスコーニ首相も辞職。おもしろおかしく脚色されたイタリア社会がテレビで紹介されている。イタリアから送金されてくる安月給で生計を立てているわたしにとっては、自覚している以上に大きな問題なのかもしれない。
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さて、わたしの職場はいってみればイタリア国営のPR会社のようなもの。「イタリア製品の対日輸出促進の仕事をしています」と言うと、多くの人はわたしがワインやスパゲティを売り歩いているように思うようなのだが、そうではない。イベントを仕掛け、展示会やプレゼンテーションを企画し、人を集めてイタリア製品を宣伝するのである。ただ、こうした働きかけの対象が一般消費者ではなく流通関係者であるというところがミソである。業界人の間でのみ行われるので、わたしの家族・友人・知人にもわたしが何をしているのかが伝わらない。

そんなPRキャンペーンの一つが来週から始まる。経済危機とはいえ「メイド・イン・イタリー」の輸出促進事業は行われる。だから職場は先月末から戦争のように忙しい。わたしはイタリア人司令官の下で右往左往しながら走り回る兵隊である。「ええっ?テッポウを打てったって、タマ、ありませんよ!」とか「ええっ?暗号で電信を打てったって、暗号表、新しいの届いていませんよ!」といった調子である。そして司令官が下手にファンタジスタだったりすと、「ええっ?チョーカン、信号旗にそんな模様をつけるんですかぁ〜!(ちぇっ、そんなことしてるヒマもカネもないっすよ)」という次第だ。

そもそもわたしはこの種の仕事をテキパキ片付ける能力に長けているとはいえない。だから司令官から「間違いのないように!」と念を押されて「まいったなぁ」と困っている。とはいえ神経繊維が太いからヤレヤレと思う程度でなのだが、実はこれがイケナイんだな、胃がキリキリするくらい気にした方がいいのかもしれない。すべてが終わった後で「切腹!」なんてことにだけはならないように気をつけなくちゃ。
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by clubfire | 2011-11-13 14:27 | 日常生活
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